今回はインジーニアス(頭脳絶好調)
このゲームは、2色の印がペアになっているタイルを盤上に置いて、
隣り合った同じ印の分だけ得点を集めていき、すべての印に対してまんべんなく得点を集めるゲームです。
やったこと無かったのだが こないだの熊取のゲーム会でプレイしたので
記憶が新鮮なうちに記載したいと思う。
2色のタイルをうまく繋いで得点を稼ぐのだが、最終的に各自の一番得点の低い色が
他の人より高い人が優勝なので 全体的に得点を上げなければ敗北してしまう。
一つでも得点が伸びなければ最下位になってしまうだろう。
かと言って 一つの色ばかり伸ばしても意味が無いわけではない。
一つの色が得点表の端っこまで行けば 2回連続で配置出来るオマケが付くのである。
これは勝利する為には必須だと思う。
もちろん全プレイヤー。それを狙うわけだが
目的はそれだけではない。
オマケが実はもう一つあるのだ。
それは
「俺って天才!」
と端まで達成した瞬間に自慢出来るって事だ。
なんじゃ、そりゃ。と思われるかもしれんがきっちりルールに記載されてある。
これが無機質なシンボルだけのこのゲームに温かみを与えていると思う。
まずはコウさん ミキティー ようすけ 私の4人でプレイ。
とにかく低い色を出さないように堅実なプレイを心がけるが
長く繋がった色に手持ちが無く便乗出来ずに他のプレイヤーは
順番に「俺って天才」などと勘違い発言を連発する中
まったく色が伸びずに停滞。
しかも一番低い色のタイルが手元に無かったら総とっかえしてもいいと
いうルールを適当に聞いていたため忘れていてどうにもならず。
教えてもらった時にはすでに後の祭り状態。
よく、こういうポカをする。ちゃんとルールはチャチャを入れずに真面目に聞きましょう!
こうなってくると他の人の「俺って天才!」という発言がものすごく
うとましく思えてくる。
こうさんが調子に乗って「俺ってやっぱり天才だぁ〜〜」とかぬかしておるので
ようすけと2人で団地のおばちゃんコントを展開
「ちょっと奥さん聞きました?隣の旦那さん天才なんですって〜〜」
「あら、そうなの、すごいわね〜〜羨ましいわぁ〜、宅の主人とは大違い。」
などと こうさんが調子に乗るたびに 悔しいのでコントが始まる。
結局、誰が勝ったのかは憶えていない。他人の勝利など興味がないのだ。
そのあと 日が暮れてから 武ちゃんの希望でヨッシーと3人でプレイ。
その時の私の最終得点が上の写真だ。
よく、見てもらえばわかるが戦略と運も味方して端っこまで行った色が4つもある。
午前中に一度も天才になれなかった私の蓄積した鬱憤がここぞとばかりに炸裂した事は言うまでもない。
仁王立ちで天に拳を突き立て「我が生涯に もとい俺ってやっぱり天才だったんだ〜!」当然 空はまばゆいばかりの光に包まれ、その星の滴とも言うべき光のかけらが私に降り注ぐ。(私の妄想演出)
やっぱり2回連続で配置出来るのは素晴らしい!何だかんだで またしても!
「ますます、俺って天才だ〜〜!まぁ、前から知ってたけども〜〜!」などと
ますます調子に乗っていく。
4回目にもなると はしゃがず他のプレイヤーを蔑んだ目で見ながら
「まぁ、言うまでも無い事だが 一応ルールだから言っとく。
君達もご存知の通り…俺は天才だわ。」などと鼻が向かい側の壁に突き刺さるほどの天狗になりながら
追いつかれないように 邪魔な配置をして優勝!!
いや〜〜、勝てばどんなゲームでも面白い!
まぁ、このゲームは負けても楽しかったけども。
余談だが日本語版は『インジーニアス』って名前
その前までは『頭脳絶好調』って名前で訳されて出回ってたのだけど
前の名前の方が断然 良いと思う。
シンボルもEPSカードみたいだし
なんだか知育っぽい見た目と頭脳絶好調というタイトルは
お母様方に食いつきが良いと思うのだが どうだろうか?
インジーニアス?どこの辞書?てな感じでよくわからん。
ま、いいけど、面白かったので我家に棚に置かれている
インジーニアスを開ける事にしよう。
評価………☆☆☆
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