アドバンストゥボードウォーク
20年以上前にしこたまやりつくしたゲーム。
そういう意味では何度でも遊べる事うけあい。
たぶん絶版。
モノポリーのキャラの絵がついてるがモノポリーとはプレイ感は全く違う。
手番プレイヤーはサイコロを3つ振る。
2つは通常のサイコロ。
もう1つは4つの色と何色でもよいという面とカードをドローする面の6面体。
出た目が赤と合計5なら赤のゾーンの土地のうち5金で買える土地を購入出来る。
その証に赤の5の札を自分の前に提示しておく。
3と2と分けていただいてもよい。
最初にその土地を購入出来たプレイヤーは札を取って自分の色のブロックを
ひとつ、その土地に配置する。
その札がそのまま得点となり真中の得点表の自分の色のコマを進める。
しかし、取った札はいつまでも自分の物になってはいない。
他の誰かが自分と同じようにその土地にブロックを重ねて配置出来るのである。
ブロックの数が同じならより下に有る者に土地の権利はあるのだが
ブロックの数が上まった瞬間。その権利(札)は取られてしまう。
もちろん得点表の自分のコマは後ろへ「オーライ!オーライ」とバックしてしまう。
そして その札を獲得したプレイヤーのコマが偉そうに前へ進む。
これにより8の土地の取り合いとかなら16の得点差が一瞬にして入れ替わってしまう。
それによってプレイヤー全ての者が「俺のこの作戦で一発逆転だ!」
イッシッシッシ。とほくそ笑む事の出来る良いゲームだ。
それから、勝つ為に一番重要なのがカードだ。
カードにはハリケーン(一番上のコマを元プレイヤーに戻す)や
保険(ハリケーンを防ぐ)
弱者救済(最下位のプレイヤーにプラス8金の土地)
ほか移転や建設など強力なものが多く入っている。
ダイスの目でカードを引くことも多いが
得点表のいくつかにそこに停まるとカードをもらえるマスがあるので
あえて先に進まず、カードのマスに停まる事を選択する事で
より多くのカードを引くチャンスをえられる。
そんなわけで 進んだり戻ったりの激しいレースが繰り広げられる。
もちろんトップを独走するなど 他プレイヤーが許さないだろう。
大事なコマをハリケーンで飛ばされ
「だ〜〜!それは飛ばさないで〜〜!」
てな事になり イッキに最下位なんて事になるのだ。
けいじ・私・嫁・Kパさんの4人でプレイ。
終始けいじがリードしてコマを全て使い切る。
リードしたままゲーム終了と思いきや
嫁のハリケーンでけいじのコマが手元に戻って
ゲーム続行。
コマが無くなればゲームはその一周まわって終了なのだが
このように戻ってくると
もう一周って事になる。
その隙をついてKパさんが
けいじを抜きにかかる。
嫁も追い上げる。
ゲーム中ずーと出目に苦しみ
持ち物件2枚で何度も最下位を
いったり来たりしてた私は逆転をかけて
温存していた最強カード「移転と建設」を使うが
追いつかない。
このまま終わってしまうと思ったその時
再びけいじの元にコマが戻り
ゲーム続行。
伸びた時間を利用して
なんだかんだで ずーと今回は負けるなぁ〜と思っていた
私の逆転勝利!
いやー、プレイした人誰もがゲーム中 1回は勝てると思える
良いゲーム。
キングメーカーがたまに発生してしまうという弱点を加味しても
好きなゲームに違いない。
評価
じゅうじん(父)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆☆☆☆
チエコさん(母)・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
リュウセイ(高校一年)・・・・・・・・・・・・☆☆☆☆
ギンガ(小学6年)・・・・・・・・・・・・・・・・☆☆☆